2009年01月27日(火) 01時27分
米企業、相次ぐ人員削減=キャタピラーは2万人(時事通信)
【ニューヨーク26日時事】景気後退局面が続く米国で26日、主要企業による大規模人員削減が相次いだ。米産業機械大手キャタピラーが早期退職勧奨も含めて全世界で従業員2万人を減らすほか、携帯電話大手スプリント・ネクステルが約8000人、米住宅改装用品小売り最大手のホーム・デポもデザイン事業撤退などで約7000人をそれぞれ解雇する。
いずれも2008年下半期からの収益悪化が原因。人件費の圧縮を通じて業績改善を目指すが、景気回復時期は早くても今年後半との見方が大勢で、当面は厳しい経営を強いられそうだ。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090127-00000012-jij-int