宇都宮市立城山中学校の2年男子生徒(13)が砂場で「砂風呂遊び」中に意識不明の重体となった事故で、栃木県警は27日、傷害容疑で、一緒に遊んでいた同級生5人を書類送検した。
調べによると、5人は昨年11月8日、市立城山中央小学校のグラウンドで、男子生徒に砂をかけ意識不明の重体にさせた疑い。
県警は、5人の行為について、遊びだったが結果が重大と判断したとみられる。
砂風呂遊びは、約70センチの深さに掘った穴にひざを抱えて座り、首まで埋められた後、早く抜け出すのを競う。
重体の生徒は最後まで穴に残り、ほかの5人全員から砂をかけられていたという。砂が気管や胃に入り呼吸困難になったとみられ、意識が戻っていない。
城山中は事故後、砂風呂遊びについて生徒を対象に無記名で調査。事故と無関係の5人が「やったことがある」と回答した。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090127-OHT1T00155.htm