米金融・旅行大手アメリカン・エキスプレス(アメックス)が26日に発表した2008年11—12月期決算は、純利益が前年同期比79%減の1億7200万ドル(約153億円)と大幅減益だった。
米景気の急速な悪化や金融市場の混乱によるクレジットカード事業の損失拡大や資金調達コストの増加が響いた。人員削減に関する費用も収益を圧迫した。アメックスは銀行持ち株会社化が認められ、政府が緊急経済安定化法に基づく約33億9000万ドルの資本注入を承認。人員削減などリストラを急ぐ方針を示している。(共同)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090127-OHT1T00194.htm