2009年01月27日(火) 23時27分
<内定辞退>2社が大学生2人に強要 鳥取(毎日新聞)
鳥取環境大(鳥取市)の男子学生2人が、就職内定を受けた企業から内定を辞退するよう強要されていたことが分かった。悪質な内定取り消しと判断された場合は企業名が公表されることもある。同大は「内定取り消しより悪質」とし、鳥取労働局に経緯を報告した。
大学の説明では、内定辞退を迫ったのは東京都内の大手外食チェーン経営会社と大阪市のソフト開発会社。2社とも昨秋、内定式を終えている。外食チェーンは昨年11月に学生を呼び出し、「やってもらう仕事がなくなった。同じグループの別会社を紹介する」と辞退を迫った。学生は応じず、就職活動を再開して別の企業に内定が決まった。
また、ソフト開発会社は今月、学生を呼び出し、「仕事がない。辞退してほしい」と迫った。この学生はまだ就職先が決まっていないという。
【宇多川はるか】
【関連ニュース】
内定取り消し:高校生は186人 半数いまも就職活動
就職内定:大学生取り消し732人に 文科省発表
内々定取り消し:労働審判申し立てへ…福岡県内の大学生
麻生首相:経団連会長、日商会頭に雇用安定への協力要請
麻生首相:追加雇用対策のとりまとめを指示
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090127-00000152-mai-soci