2009年01月27日(火) 22時33分
「日本郵政の回答、説得力なし」かんぽの宿問題で総務相(産経新聞)
鳩山邦夫総務相は27日の記者会見で、「かんぽの宿」70施設をオリックスグループに一括譲渡する契約を結んだ日本郵政に対し、譲渡の経緯説明などを求めて送付した質問状について、回答があったことを明らかにした。鳩山氏は「説得力のない答えばかりだった」と述べた。
また鳩山氏は会見で「少なくとも(70施設の)土地と建物をつくるのに2000億〜3000億円は絶対かかっている。それを109億円で売るのはおかしい」と述べた。さらに、オリックス側が「かんぽの宿」を引き続き運営する期間の条件が2年間だと指摘した上で、「2年過ぎたら土地や建物を売ることがあり得るのではないか。国民共有の財産がぬれ手でアワになったら国民に対する背信行為になる」と語った。
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