2009年01月27日(火) 21時44分
<無年金>4人は対応ミスか 受給権回復の35人中(毎日新聞)
年金記録が訂正され、受給権が回復した35人のうち、4人の記録は窓口で名前や生年月日を元に調べれば確認できたのに「受給資格なし」とされていたことが分かった。職員の初歩的な対応ミスの可能性がある。
27日の民主党の会合で社会保険庁が明らかにした。昨年5〜6月末に記録が訂正され受給資格を回復した35人のうち、6人は受給年齢に達する前などに社保事務所か市区町村の窓口を相談に訪れた際、「納付期間が足りず受給資格がない」と言われていたことが判明している。
このうち2人は氏名の読みや生年月日が異なり、誰のものか分からないいわゆる「宙に浮いた」記録だった。ほかの4人は計113カ月〜同37カ月の記録が漏れていたが、氏名や生年月日が誰のものか分からない状態ではなく、窓口で調べれば記録を確認できた可能性が高いという。社保庁は「4人の記録は通常、本人のものと確認できるはずで、なぜこうなったか分からない」と話している。【野倉恵】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090127-00000141-mai-soci