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2009年01月27日(火) 21時21分

ホンダ、8耐参戦休止を正式発表 二輪レース大幅縮小産経新聞

 ホンダは27日、国内最大規模の「鈴鹿8時間耐久レース(鈴鹿8耐)」など大半の二輪レースについて、平成21年はワークス(メーカー直属)チームの参戦を休止すると正式発表した。ワークス参戦するのは、世界最高峰の「モトGP」と「トライアル世界選手権」だけになる。鈴鹿8耐を含む他のレースは販売店や個人で参加する「プライベートチーム」に対するマシン貸与などの支援活動にとどめる。

 ホンダは昨年、モトGPや鈴鹿8耐のほか、「全日本ロードレース選手権」や「全日本モトクロス選手権」など計5つのカテゴリーにワークスチームで参戦した。しかし、業績低迷の余波でF1世界選手権の撤退をはじめ、モータースポーツ活動を見直す方針を決めていた。二輪レース活動の大幅縮小によるコスト削減効果は約30億円に上る見通しだ。

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