2009年01月27日(火) 21時06分
イスラエル・ガザ境界付近で衝突、7人死傷(読売新聞)
【カイロ=福島利之】イスラエル軍によると、パレスチナ自治区ガザとイスラエルの境界フェンス付近で27日、パトロール中のイスラエル軍部隊が爆弾による攻撃を受け、兵士1人が死亡、3人が負傷した。
中東の衛星テレビ、アル・アラビーヤなどによると、イスラエル軍も応戦し、ガザ側でパレスチナ人の農民(27)が死亡したほか、2人が負傷した。イスラエルとガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスが18日、それぞれ停戦を宣言して以来、最大規模の武力衝突となった。
ハマスなどパレスチナの武装勢力からは、犯行声明は出ていない。イスラエル南部キシュフィムの住人がロイター通信に語ったところによると、境界付近に数人の武装勢力が姿を現した後、爆発音と銃撃音が鳴り響いたという。現場上空には、イスラエル軍のヘリコプターが旋回し、歩兵が再び、ガザに侵攻したとの情報もある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090127-00000054-yom-int