2009年01月27日(火) 20時43分
残留基準の1万8000倍検出 中国製ギョーザの殺虫剤(産経新聞)
中国製ギョーザ中毒事件で、兵庫県警は27日、大阪府枚方市のスーパーなどから回収したギョーザの皮から最大で5450ppmの高濃度の有機リン系殺虫剤「メタミドホス」を検出したと発表した。
ニラの残留農薬基準(0・3ppm)の約1万8000倍に当たる。具からも5100倍相当の1530ppmを検出した。
県警は近畿の小売店などから、中毒症状を訴えた同県高砂市の家族が食べたものと同一製造日の「中華deごちそう ひとくち餃子」約450袋を回収。うち枚方市のスーパーと、大阪市の業者から回収された48袋からメタミドホスが検出され、警察庁の科学警察研究所に鑑定を依頼するなどして濃度や量を調べていた。
家族が食べたギョーザの具からは、すでに1万3200ppmのメタミドホスを検出している。
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