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2009年01月27日(火) 19時44分

内定取り消し学生の在学延長=在籍料10万円で1年まで−甲南大時事通信

 甲南大学(神戸市)は27日までに、企業から内定を取り消された学生などを対象に、在学期間の延長を1年まで認めると発表した。卒業時期は今年9月か来年3月のどちらかを選択でき、「特別在籍料」は半年5万円、1年10万円。甲南学園広報部は「就職に有利な新卒で学生が活動できるようにと考えた」としている。
 広報部によると、在学延長の対象となるのは、企業から内定を取り消されたり、内定辞退を求められた学生のほか、倒産などで就職先を失った学生。同日時点で、家電販売会社から内定を取り消された女子学生など6人が対象という。 

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