2009年01月27日(火) 19時28分
<ボクシング>坂田が現役続行を表明 WBAフライ級前王者(毎日新聞)
世界ボクシング協会(WBA)フライ級前王者、坂田健史(28)=協栄=が27日、東京都内の協栄ジムで会見し、「もう一度世界チャンピオンを目指して頑張る」と現役続行を表明した。再起戦の時期などは未定だが、1階級上のスーパーフライ級で世界2階級制覇を目指すことも視野に入れるという。
坂田は先月31日、5度目の防衛戦でデンカオセーン・シンワンチャー(タイ)に二回KO負け。試合後は去就を保留していた。この日の会見では「試合後1週間くらいしてから悔しさがこみ上げてきた。ああいう負け方のまま終わりたくないし、もう一度チャンピオンになりたい気持ちを抑えながら生きていくのは無理と思った」と現役を続ける理由を説明した。練習もこの日に再開した。
同席した金平桂一郎・同ジム会長は「デンカオセーンと戦うのも一つの手だが、ウエートが厳しいので階級を上げるのもいいと思う」と、階級変更の可能性を示した。【来住哲司】
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