2009年01月27日(火) 18時56分
<海賊対策>「野党共闘より党の見解優先」民主・前原副代表(毎日新聞)
民主党の前原誠司副代表は27日の常任幹事会で、東アフリカ・ソマリア沖の海賊対策で海上自衛隊護衛艦を派遣する政府方針について「野党間で協調的な話をすることよりも、党の方針をまずしっかりと検討すべきではないか」と指摘した。
前原氏は海賊対策で自衛隊の派遣が望ましいとの考え。この日の発言は、鳩山由紀夫幹事長が「海上保安庁を軸とすべきだ」とする社民、国民新両党と統一見解をまとめる考えを示したことをけん制したものだ。これに対し、鳩山氏は「党として主体性をもって進めるべき、考えるべきだと思っている」と釈明した。【渡辺創】
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