2009年01月27日(火) 00時37分
<ホッキョクグマ>ツヨシの“嫁入り問題”で検討会議 札幌(毎日新聞)
オスのはずが実はメスだった釧路市動物園の「ツヨシ」(5歳)ら道内の動物園で飼育されているホッキョクグマの繁殖計画を話し合う「検討会議」が26日、札幌市円山動物園で開かれた。大阪市天王寺動物園や秋田県立男鹿水族館GAOから熱烈なラブコールを受けているツヨシの“嫁入り問題”について、「繁殖適齢期まで3年ほど余裕がある」として結論を先送りした。
釧路市、札幌市円山両動物園のほか、おびひろ(帯広市)と旭山(旭川市)の、道内でホッキョクグマを飼育している計4動物園の園長ら6人が参加。会議後に記者会見した釧路市動物園の山口良雄園長は、「(ツヨシは)適齢期を迎えるまでにまず道内のオスを探し、候補がいなければ道外から迎え入れたい」と話し、まずは道内で繁殖を目指す考えを示した。
また、本来ツヨシのお嫁さんになる予定だった釧路市動物園の「クルミ」(メス、12歳)は繁殖適齢期を迎えているため、円山動物園にいるツヨシの父親の「デナリ」(オス、15歳)を年内にも貸し出して繁殖を目指すことが決まった。【佐藤心哉】
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