記事登録
2009年01月27日(火) 00時30分

8900億円超の支援要請へ=米自動車部品業界−英紙報道時事通信

 【ワシントン26日時事】米自動車部品業界は米政府に対し、少なくとも100億ドル(約8900億円)の支援を求める。自動車販売の不振で経営難に陥っているためで、近く金融安定化法に基づく公的資金からの拠出を正式要請する。26日付の英紙フィナンシャル・タイムズが報じた。
 同紙によれば、ビッグスリー(3大自動車メーカー)は自動車部品メーカーに130億〜150億ドル(約1兆2000億〜1兆3000億円)の債務を負っており、部品業界はこの債務の80%を政府が保証するよう求めている。部品業界の代表は既に、財務省当局者やオバマ政権関係者と協議している。 

【関連ニュース】
〔用語解説〕「米金融安定化法」
普通株取得が必要=銀行への追加支援で
電気自動車開発の支援拡充を=景気対策で要望
三菱自、製作所社員がアルバイト
2月中旬までの成立に自信=景気対策で議会指導部と会談

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090127-00000003-jij-int