2009年01月26日(月) 21時37分
<郵便事業会社>「ねんきん特別便」放置問題で再発防止策(毎日新聞)
日本郵政グループの郵便事業会社は26日、「ねんきん特別便」4万5000通など約12万通の郵便物が入ったコンテナをJR貨物の梅田駅(大阪市北区)に放置していた問題で、総務省と国土交通省に再発防止策をまとめた報告書を提出した。
コンテナ放置はずさんな業務管理が原因だったため、同社は2月から委託先の運送会社に運送完了時の報告を義務付ける。郵便事業会社の支店間でも連絡を徹底するとともに、すべての荷物の状況を各支店で確認できる業務システムを09年度中に導入する。
コンテナを放置していた運送会社「中央通運」(東京都港区)との運送委託契約については、放置が起きた区間に限り1月末で解除し、今後、中央通運に損害賠償と違約金を請求するとしている。
郵便事業会社は総務省と国交省から業務改善命令を受け、定期的な報告を求められている。【前川雅俊】
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