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2009年01月26日(月) 21時29分

<経営統合>香川銀と徳島銀が合意毎日新聞

 香川銀行(高松市)と徳島銀行(徳島市)は26日、経営統合に基本合意したと発表した。10年4月に共同で銀行持ち株会社を設立する。両行の預金残高は合計2兆1480億円(08年9月末現在)で、第二地銀44行中、9位の規模。昨年9月のリーマン・ショック以降、地銀の経営統合が決まったのは初めて。

 両行は06年春から経営統合の交渉を進めてきた。基幹システムが共通で経営を効率化できるほか、本部機能を持ち株会社に集約することで、店舗の人材を増やし営業力の強化を図るのが狙い。

 香川銀の遠山誠司頭取は「統合は金融危機の影響ではないが、結果的に強固な経営体制となり、厳しい時代を乗り越えていきたい」、徳島銀の柿内慎市頭取は「成長発展のため、エリアの拡大や基盤の強化が大事だと考えた」と述べた。【松倉佑輔、向畑泰司】

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