2009年01月26日(月) 21時04分
ツヨシの縁組、先送り=性別取り違えのホッキョクグマ−北海道(時事通信)
円山動物園(札幌市)が雄として北海道内の他の動物園に提供したホッキョクグマ2頭が、いずれも雌と判明したことを受け、道内4動物園の園長らが26日、円山動物園で繁殖計画見直しの会議を開いた。
雌と分かった釧路市動物園(釧路市)の「ツヨシ」(5歳)の縁組については、ホッキョクグマの繁殖適齢期が7、8歳から20歳ごろのため、「まだ若い。時間をかけて検討する」と判断、結論を先送りした。同園の年長の雌「クルミ」(12歳)の繁殖を優先するという。
男鹿水族館GAO(秋田県男鹿市)と天王寺動物園(大阪市)が、ツヨシかクルミを迎え入れたい意向を示しているが、釧路市動物園の山口良雄園長は「思いは受け止める」としながらも、「まず道内で(縁組を)考える。もう少し時間が必要だ」と語った。
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