島根県警がまとめた2008年の県内交通事故状況によると、発生件数は2199件と07年より477件減り、7年連続で減少した。負傷者数も5年連続減少の2492人だったものの死者数は前年と同じ42人だった。
県警は、飲酒運転の厳罰化や後部も含めたシートベルト着用義務化などが件数減少につながったとみている。年間死者数のうち、高齢者が21人と半数を占めた。このうち12人は歩行中にはねられた。死亡事故の地域別は松江署管内が14人と最多で、出雲署管内の9人と続いた。死亡事故(39件)の約6割に当たる23件は夜間に発生していた。