2009年01月26日(月) 12時41分
大学生、労働審判申し立て=内々定取り消される−福岡(時事通信)
福岡市の不動産会社に内々定を取り消された福岡県内の大学生が26日、同社を相手に慰謝料など371万円の損害賠償を求める労働審判を福岡地裁に申し立てた。
申立書によると、大学生は昨年7月、同社から内々定を得て、入社承諾書を提出したが、内定書を受け取る2日前の9月下旬に「原油高騰や金融危機などの総合的要因」を理由とした内々定取り消しを伝える書面が届いた。
大学生は就職活動を再開したが、内定は得られていない。代理人の光永享央弁護士は「内定取り消しで、ほとんどの学生が泣き寝入りしている。少しでも今の状況に待ったを掛けたい」としている。
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