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2009年01月26日(月) 10時24分

日課の着服3年半に380万、市職員を懲戒免…徳島・吉野川市読売新聞

 徳島県吉野川市は25日、住民票などの発行手数料計約380万円を着服したとして、同市美郷支所地域課の竹田成作事務主任(42)を懲戒免職にしたと発表した。

 発表によると、竹田事務主任は、市民生活課で住民票などの発行手続きを担当していた2005年8月から07年6月にかけ、勤務時間外に手数料を納めるレジスターを操作し、実際の発行件数よりも少ない件数の記録を打ち直した上で、差額を抜いていた。07年7月に支所に異動した後も、レジスターのスペアキーを返却せず、早朝に市役所本庁を訪れては不正操作を続けた。

 今月19日、窓口担当の職員が、勤務時間外にレジスターが使われた跡があるのに気付いて発覚。竹田事務主任は「生活が苦しかったので生活費に充てた」と、着服を認めているという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090126-00000019-yom-soci