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2009年01月26日(月) 00時12分

現職敗北、自民に衝撃=民主、麻生政権批判に勢い−山形知事選時事通信

 25日の山形県知事選で野党陣営が支援した吉村美栄子氏が初当選したことについて、民主党など野党は「国政への批判が表れた結果」と指摘、麻生政権批判を強め、勢いづいている。これに対し、自民党は保守王国・山形での敗北に衝撃を受け、落胆の色は隠せない。次期衆院選をにらみ、選挙結果は国会での与野党攻防や、麻生太郎首相の政権運営にも影響を与えそうだ。
 自民党の細田博之幹事長は同日夜、同知事選で自民党議員の大半が支援する現職が負けたことについて、都内で記者団に「普通は現職が2期目を懸けた戦いは強いものだが、非常に残念だ」と語った。敗因については「保守が割れていたから」と指摘。国政への影響に関しては「今の段階では考えられない。ただ、しっかり敗因を分析する必要がある」と述べた。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090126-00000002-jij-pol