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2009年01月26日(月) 00時00分

伏見町地区再開発計画を推進中国新聞

 福山市のJR福山駅南口の伏見町地区再開発計画で、地権者らでつくる準備組合は24日夜、市内で現況報告・意見交換会を開いた。事業パートナーだったアーバンコーポレイション(広島市中区)の破綻(はたん)後、初めて開催。新たな事業パートナー探しの経過を報告し、計画を変えない考えを強調した。

 準備組合の藤本慎介理事長と地権者や福山市、福山商工会議所の担当者ら約60人が出席した。組合側は、アーバンから正式に辞退があり、新たな事業パートナー探しのため複数の企業と交渉していると説明。毎年5、6月ごろに開かれる次回の総会で、承認を得たい考えを示した。

 再開発事業は総事業費327億円で、35階建ての住宅棟のほか商業棟、オフィス・ホテル棟で構成する複合高層ビルを2014年度に完成させる予定。

【写真説明】現況報告・意見交換会の会場に入る地権者たち

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901260009.html