第72回中国山口駅伝競走大会(山口県教委、山口陸協、中国新聞社など主催)は25日、宇部市役所前から周南市役所前までの7区間、84.4キロのコースで一般18、郡市18、高校8の計44チームが参加して競った。一般は中国電力が1区から首位を譲らず、4時間10分44秒で2年連続9度目の優勝を飾った。
郡市は、地元の周南市が最終区で広島市陸協を逆転し、4時間29分7秒で初優勝。高校は西京A(山口)が洛南(京都)を6区で突き放し、2年連続9度目の栄冠をつかんだ。
雪が舞う中でスタートしたレースは、中国電力が3区(11.9キロ)で北京五輪マラソン代表の佐藤敦之選手が34分41秒の区間新記録を出すなど序盤からリードを奪い、そのまま逃げ切った。
【写真説明】初優勝のゴールテープを切る周南市のアンカー有重和人選手(撮影・藤井康正)