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2009年01月26日(月) 21時18分

「赤旗」21年ぶり部数増スポーツ報知

 共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の発行部数、党員がともに増加している。確定数の発表は次期衆院選後となるが、発行部数は昨年、21年ぶりに前年を上回り、党員数は昨年12月まで14カ月連続で前月比増。雇用問題への積極的な取り組みが“追い風”の背景のようだ。

 日刊紙と日曜版を合わせた赤旗の部数は、1980年の355万部をピークに減少。2006年には164万部まで落ち込んだが、昨年5月から8カ月連続で前月比で部数増となった。

 新規入党者は一昨年9月から昨年12月までで計1万4000人に上った。若者の割合が高まり、中には自分で党支部を訪れ、入党するケースも。志位和夫委員長は5日の旗開きで「年間を通じて党員、赤旗が前進に転じたのは歴史的な成果だ」と胸を張った。

 だが、2005年の前回衆院選時と比べると、赤旗の発行部数は約9割で党員数も微増程度。「国会議員増はこれからが正念場」(党職員)だ。

 共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の発行部数、党員がともに増加している。確定数の発表は次期衆院選後となるが、発行部数は昨年、21年ぶりに前年を上回り、党員数は昨年12月まで14カ月連続で前月比増。深刻化する雇用問題への取り組みが“追い風”となったとみられ、昨年来の戦前のプロレタリア文学「蟹工船」人気に乗った支持拡大活動も奏功したようだ。

 日刊紙と日曜版を合わせた赤旗の部数は、1980年の355万部をピークに減少。2006年には164万部まで落ち込んだが、昨年5月から8カ月連続で前月比で部数増となった。

 新規入党者は一昨年9月から昨年12月までで計1万4000人に上った。若者の割合が高まり、中には自分で党支部を訪れ、入党するケースも。志位和夫委員長は5日の旗開きで「年間を通じて党員、赤旗が前進に転じたのは歴史的な成果だ」と胸を張った。

 だが、2005年の前回衆院選時と比べると、赤旗の発行部数は約9割で党員数も微増程度。「国会議員増はこれからが正念場」(党職員)だ。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090126-OHT1T00292.htm