25日に宇部市—周南市間であった中国山口駅伝の郡市の部で雲南市陸協は4時間46分8秒で18チーム中13位だった。
16位発進だった1区の出遅れを、5区で区間5位だった荒木公栄選手(雲南市役所)らの力走で追い上げたが及ばなかった。順位は昨年の11位から後退し、過去最低の成績。繰り上げスタートも味わった。マイナス要素が並んだが、日野英憲監督(自営業)は「練習できていない中、よくやった」と選手をかばった。
逆風の中でのレースだった。1週間前からの降雪で、最終調整ができないまま本番へ。2月の別府大分マラソンの調整で板持裕朗選手(雲南市役所)が控えに回るなど主力3選手不在も響いた。
「今回はいい経験になった。来年は6位を狙う」と日野監督。エース区間の3区で区間10位と力走した初出場の杉原光礼選手(消防署)は「来年は一つでも順位を上げる」と前を向いた。
【写真説明】1区16位と出遅れた雲南市陸協・下宮隆行選手(左)からたすきを受ける2区勝平拓也選手