【ロサンゼルス24日共同】米ニューヨークの旅客機不時着事故で機体を操縦し、一人の死者も出さなかったサレンバーガー機長(58)が二十四日、自宅があるカリフォルニア州で行われた式典に出席、「わたしも乗員も訓練通りの仕事をしたにすぎない」と述べ、市民ら約三千人から称賛を受けた。AP通信が報じた。
十五日の事故後、機長が公の場で発言したのは初めて。機長はサンフランシスコ郊外の地元ダンビル市から表彰され、家族とともに式典に出席した。
エンジンが動かなくなった機体を操縦しながら、乗客乗員百五十五人の命を救った機長は、これまでメディアに姿を現してこなかったが、CBSテレビのインタビューが米国で二月八日に放映されるという。