宇部市上宇部のウェルサンピア宇部で24日にあった第72回中国山口駅伝競走大会の開会式。選手や監督らは熱走を誓った。郡市の部の下関市が出場を辞退し、山口県勢11チームが防長路に挑む。
一般の部には4チームが出場。前回大会9位の自衛隊山口の永岡健二監督は「10位以内を目指す」と闘志を燃やす。「総合力で昨年のタイムを上回りたい」と山口県庁の松本伸治監督。山口大クの宮田浩文監督、東洋鋼鈑の3区予定走者の山下和彦選手ともに「たすきを最後までつなぐ」のが目標。
郡市の部には5チームが出る。2年連続2位の周南市の松里博利監督は「4時間26分台を目指し、優勝を狙う」と雪辱を期す。光市の二宮規寿監督と防府市体協の津秋操監督は「10位以内が目標。タイム、順位ともに昨年を上回りたい」。
高校の部には西京から2チームが走る。堀田茂利監督は「実業団にどのくらい食らいついていけるか楽しみ」と本番を待つ。
【写真説明】開会式後に健闘を誓い合う県勢チーム(撮影・宮原滋)