1泊2日の体験イベント「高野の冬を楽しむ会」が24日、庄原市高野町で始まった。広島市内の親子連れや会社の同僚たち15組50人が、かまくらや雪だるま作りを楽しんだ。
会場の大鬼谷キャンプ場は前日から約30センチの雪が降り積もり、積雪量は計約80センチに達した。参加者は、スタッフが作った高さ3.5メートル、直径10メートルの雪山を2カ所から掘り、約3時間かけてジャンボかまくらを完成させた。
初めてかまくらを作った安芸区瀬野西の瀬野小3年加藤丈大君(9)は「雪が硬くて重たかったので汗をいっぱいかいたけど、楽しかった」と笑顔を浮かべていた。この日は町内の民宿などに泊まり、25日は雪合戦を楽しむ。
町内のまちおこしグループ「たかの543」が企画した。今年で3回目。
【写真説明】かまくらや雪だるま作りを楽しむ子どもたち