山口県内は24日、冬型の気圧配置が強まり、今冬一番の冷え込みとなった。山間部を中心に平野部でも積雪があり、一部の交通機関が乱れた。
下関地方気象台によると、最低気温は阿東町徳佐で氷点下5.0度、防府市で同3.3度、下松市で同3.0度など。
県警によると、山陽自動車道山口南インターチェンジ(IC)—熊毛ICが一時通行止めとなった。一般道ではスリップ事故が相次いだ。JR西日本広島支社によると、山陽新幹線厚狭—広島間で上下線とも一時、減速運転。上下37本が16—1分遅れ、約1万1000人に影響が出た。
同気象台によると、25日正午までに山間部で20センチ、平野部で10センチの積雪が見込まれるという。