作家の村上春樹さんが、イスラエルの文学賞、エルサレム賞を受賞するとイスラエル紙イディオト・アハロノト(電子版)などが24日までに伝えた。
同紙は、村上さんは2月の授賞式に出席すると報じた。賞は2年に1度、個人の自由や社会、政治をテーマとした作品を発表した作家に与えられる。これまでの受賞者には米国の劇作家アーサー・ミラーや英国の哲学者バートランド・ラッセルがいる。
選考委員会は「(彼の)作品は日本文化と現代西欧文化を独特の方法で融合させている。読むのは簡単だが、理解するのは簡単ではない」としている。(共同)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090124-OHT1T00303.htm