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2009年01月24日(土) 20時31分

ハドソン川から事故機の左エンジン回収スポーツ報知

23日、米ニューヨークのハドソン川から回収された、USエアウェイズの事故機の左エンジン(AP=共同)

 今月15日にニューヨークで起きたUSエアウェイズ不時着事故で米運輸安全委員会(NTSB)は23日、事故機のエアバスA320から脱落した左エンジンをハドソン川の水深約20メートルの川底からクレーンなどで回収したことを明らかにした。AP通信が伝えた。

 右エンジンは引き揚げられた機体に付いており、NTSBは左エンジンを捜索していた。NTSBは21日、右エンジンから「有機物」や「鳥の羽根」が見つかったと公表。APによると、鳥の死骸(しがい)の可能性もあるとして、農務省でDNA鑑定などを行っている。

 事故は、エンジンに鳥が入り込む「バードストライク」で推進力が失われ、不時着を余儀なくされ起きたとの見方が強い。(共同)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090124-OHT1T00277.htm