東京都の猪瀬直樹副知事は24日午前、財政再建団体の北海道夕張市の観光施設「夕張鹿鳴館」(旧北炭鹿ノ谷倶楽部)を訪れ、同市に派遣されている都職員や民間ボランティアらと一緒に雪かきを体験した。
この日の夕張市は厳しい冷え込みとなったが、副知事は防寒着を着込んで万全の態勢。屋根から下ろされた雪を、スコップで拾って除去する作業に汗を流した。副知事は「雪かきの経験はあるが、本格的にやるのは初めてだ」と張り切った様子だった。
雪かきは財政難で十分な除雪費用を賄えない夕張市を助けようと、副知事のほか都や大阪府、広島市の職員計15人のほか、旅行会社が募集した民間のボランティア200人以上が夕張鹿鳴館を含め市内3か所で実施した。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090124-OHT1T00185.htm