米自動車専門紙オートモーティブ・ニューズ(電子版)は23日、2008年の米自動車市場で、低燃費のハイブリッド車の新車販売台数が、前年比9・9%減の31万5761台だったと報じた。
トヨタ自動車によると、ハイブリッド車で市場占有率(シェア)トップのトヨタが主力車プリウスの販売を始めた2000年以降、初の減少となった。
オートモーティブ・ニューズによると、ガソリン価格の夏以降の急激な下落や、景気悪化に伴う個人消費の低迷で販売が減少したという。
日米の大手6社では、トップのトヨタが12・5%減の24万1405台、2位ホンダも12・5%減の3万1495台にとどまった。米大手フォード・モーターは22・2%減の1万9522台だったが、車種を増やした米最大手ゼネラル・モーターズ(GM)は約1・8倍の1万4439台と急増した。
米市場全体に占めるハイブリッド車の割合は2・4%。市場全体の減少率は18・0%だった。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090124-OHT1T00191.htm