23日午後2時45分ごろ、千代田区外神田3の建築工事中のビル(地上19階地下3階)で、地下2階にあった建築資材の一部約20立方メートルを焼くぼやがあった。このぼやで、地下の工事現場にいた男性作業員9人が煙を吸うなどして重軽症を負った。東京消防庁によると、出火当時、ビルの地下に約150人、地上部分には約50人がおり、地下に28人が、屋上には約20人が一時取り残された。このうち地下の7人は消防隊に救助され、残りの作業員らは自力で避難したという。
同ビル付近では、周囲が暗くなるほど黒煙が立ちこめ、同庁は消防隊約60隊を出動させ、消火活動にあたった。現場はJR秋葉原駅の西約200メートル。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20090124-OYT8T00167.htm