石川県志賀町倉垣の白山邦夫さん(65)、フサ子さん(66)夫婦の作業小屋で22日、今季のあられ作りが始まり、まるで“花畑”のように色とりどりのあられが床を埋め尽くしている。
この日は、食紅で色づけした1センチ四方の大きさのもちを、木製のケースに赤、黄、緑、白と色分けして敷き詰める作業を行った。3日ごとにあられをひっくり返しながら、2月末まで乾燥させる。
3月のひな祭りの時期に合わせて焼き上げ、「志賀あられ」のブランド名で出荷を始める。
邦夫さんは「砂糖と塩だけで味付けした昔ながらの素朴な味わいが特徴。今年もおいしく作りたい」と話していた。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090116-754442/news/20090124-OYT1T00066.htm