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2009年01月24日(土) 08時01分

山岡議員側に400万 栃木・真岡市長「秘書派遣の報酬」産経新聞

 栃木県真岡市の福田武隼市長は23日、同市で記者会見し、「平成13年4月の市長選で、民主党国会対策委員長の山岡賢次衆院議員(比例北関東ブロック)から公設秘書派遣の報酬を要求された」と明らかにした。福田市長は405万円を支払ったという。

 福田市長によると、12年12月に山岡氏と公設秘書(当時)が自宅を訪れ、秘書を派遣する報酬として月15万円を3年分で計540万円支払うよう要求したという。その後、市長が理事長を務める病院と山岡氏から指定された東京都内の学習塾経営会社間で契約を結び、顧問料名目で毎月15万円ずつ支払い、13年1月から15年3月までに計405万円支払った。学習塾側からはコンサルタント関係の資料が送られてくるだけだった。福田市長は山岡氏の元後援会長。秘書が実際に市長選の仕事を手伝ったとの認識はないという。

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