京都大が、2010年度中に5年間の雇用期限を迎える非常勤職員約100人の契約を更新しないことがわかった。
非常勤職員は、国立大学法人化後、年々増えてきたといい、京大職員組合は「生活不安から非常勤職員が能力を発揮できず、教育、研究に大きな損失をもたらす」として期限付き雇用の撤廃を求めている。
京大によると、現在の非常勤職員は約2600人。うち05年4月以降に採用された約1300人については、前月の就業規則改定で、契約期限の上限を5年間としていた。京大人事企画課は「期限付き雇用は当初からの契約で、期限があることは毎年通知している」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081209-206556/news/20090123-OYT1T00558.htm