トヨタ自動車が、北米と英国の工場に勤務する正社員の削減を検討していることが23日、明らかになった。
削減数は1000人規模に達する可能性がある。世界的な販売不振に伴い工場の稼働率を落とした結果、雇用の余剰感が高まっていた。トヨタが海外で本格的な人員削減に踏み切るのは異例だ。一時解雇や早期希望退職を募集するほか、残った社員の賃金の引き下げなども検討している。トヨタの北米11工場に約3万人、英国工場には約5000人の正社員がいる。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081209-206556/news/20090123-OYT1T00308.htm