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2009年01月23日(金) 11時50分

任意の場所で核爆発をシミュレーションできる『Google Maps』マッシュアップWIRED VISION

核兵器のサイズはキロトンで表されることが多いが、これは兵器の破壊力を真に示すものではない。

『Google Maps』の新しいマッシュアップ『Ground Zero』では、自分が選択した地点を中心にした核兵器爆発による熱の被害を、半径ごとに区切った範囲で教えてくれる。

下に掲載したスクリーンショットでは、米国が開発した核爆弾『B61』がワイアードの本社に命中すると、サンフランシスコの大部分が破壊されることが示されている。

この視覚化ツールは、オーストラリアのデータ管理サービス企業Carlos Labs社が運営している。見たところでは、『米国科学者連盟』(FAS)と同じ(あるいは類似した)データが使われているようだ。

FASでは、一番内側の円内は火の海になり、建物のほとんどは「完全に破壊される」と説明している。一番外側の範囲でも爆発の衝撃波によって大きな損害を受けるという。

これらの色分けされた円の意味を理解したければ、米国エネルギー省のサイトで『Historical Test Films』のページに進み、米軍による核兵器実験の映像をいくつか見るといい。

Twitterの『@digidave』で見つけた、『Digital Inspiration』の記事を参考にした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090123-00000002-wvn-sci