長野県は23日、2月12日に打ち上げ予定の米スペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗する宇宙飛行士若田光一さん(45)が宇宙に持参する公式飛行記念品として、木曽ヒノキで作ったうちわが持ち込まれることになったと発表した。
うちわは川中島合戦をイメージした軍配型。長野県のロゴマーク入りで、縦34センチ、横16センチ、厚さ5ミリ、重さ26グラム。若田さんは国際宇宙ステーションに約3カ月間滞在するが、うちわはディスカバリーでそのまま“帰還”するため、2週間の「宇宙の旅」となる。
米航空宇宙局(NASA)の飛行証明書とともに夏ごろ長野県に返還される予定で、県は観光や林業のPR、学校教育に活用したいとしている。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090123-OHT1T00252.htm