日本航空は傘下の主要事業会社「日本航空インターナショナル」の社員を対象に、2、3月に最大2か月の休職募集をしていることが23日、分かった。名目はリフレッシュ休職だが、景気減速でビジネス客を中心に需要が低迷しているため募集に踏み切った。
対象は日航インターナショナルに所属する客室乗務員、運航乗務員(パイロット)、地上職ら約1万6000人。募集枠はなく、休職期間中は給与を支払わない。客室乗務員の休職実施は2004年9月以来となるという。
経営再建中の日航は、今春までに連結ベースで06年度比約4300人少ない約4万8800人とする人員削減計画に取り組んでいる。急激な需要減を受け、この計画とは別に事務など間接部門の業務見直しと削減についても検討している。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090123-OHT1T00189.htm