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2009年01月23日(金) 09時41分

不透明な取引を指摘された大前議員、出馬へスポーツ報知

 国有地の購入をめぐり不透明な取引を指摘され、記者会見でいったんは「議員辞職や出馬辞退を考える」と発言、直後に撤回していた元防衛政務官の大前繁雄衆院議員(66)=自民、兵庫7区=が23日までに、次期総選挙に出馬する意向を明らかにした。

 大前議員によると、所属する山崎派の山崎拓会長ら幹部から「不動産取引としては常識的な経緯ではないか」「出馬辞退し、議席を減らす方が党にとって迷惑」と、議員活動を続けるよう助言を受けたという。

 大前議員は「厳しい戦いになるが、逃げるようなことはせず、正々堂々と国民の審判を仰ぎたい」と話している。

 大前議員は、理事長を務める学校法人が兵庫県西宮市の国有地を落札後に辞退。知人に再入札、転売させて約7000万円安く入手していた。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090123-OHT1T00091.htm