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2009年01月23日(金) 19時04分

地下に28人取り残され避難・救助=秋葉原ビル工事で火災、9人重軽傷時事通信

 23日午後2時45分ごろ、東京都千代田区外神田のJR秋葉原駅前にあるビル(地上19階、地下3階)工事現場の地下1階部分から出火し、発泡スチロールなどを焼いた。同2階と3階に作業員28人が取り残されたが、自力で避難したり、救助されたりして全員が脱出。うち9人が煙を吸うなどして病院に搬送され、1人が重傷、8人が軽傷を負った。
 東京消防庁によると、9人は26〜59歳の男性で、35歳の男性が一酸化炭素(CO)中毒やのどのやけどで重傷。8人はCO中毒や顔のやけどなどという。
 作業員が地下1階で鉄骨を切断する作業をしていた際、火花が発泡スチロールに燃え移ったとみられ、同庁と警視庁万世橋署が詳しい原因を調べている。ビルには当時、地上と地下に作業員約200人がいた。 

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