「妻を殺した」と偽の通報し、男立てこもり（スポーツ報知）

2009年01月22日(木) 18時41分

　２２午後１時ごろ、東京都江戸川区の都営アパート９階に住む男から「妻を殺した」と１１０番があった。警察官が駆け付けたところ、男は換気扇のすき間から包丁数本を見せ「管理室で鍵を借りて入ってこい」と１１０番を繰り返し立てこもった。

　警視庁捜査一課の特殊班が出動し、約３時間後に突入して男の身柄を確保。警察官に包丁をちらつかせたとして、銃刀法違反の現行犯で逮捕した。室内に男以外はおらず、妻は午後４時ごろ帰宅した。

　警視庁によると、男はこのアパートに住む無職武田三男容疑者（６２）。酒をかなり飲んで酔っているという。武田容疑者は昨年も３回にわたって「妻を殺した」などと１１０番、警察官が出動する騒ぎを起こしていた。