2009年01月22日(木) 01時28分
<オバマ新政権>次期財務長官が方針 金融プログラム見直し(毎日新聞)
【ワシントン斉藤信宏】米上院財政委員会は21日、オバマ新政権の財務長官に指名されたティモシー・ガイトナー氏の指名承認に関する公聴会を開いた。ガイトナー氏は、議会で批判の強い金融安定化法に基づく公的資金7000億ドルの使途について「金融安定化のプログラムは非常に重要で、きちんと機能するようにしないといけない」と述べた上で「抜本的に見直す必要があるとの考えでオバマ大統領とも一致している」とプログラム見直しの方針を表明した。また、自身の納税漏れについては「故意ではなかったが、非常に不注意だった。すべての責任は私にある」と謝罪した。
ガイトナー氏はニューヨーク連銀総裁として一連の金融危機対応に当たってきた。オバマ政権で即戦力として期待されているが、国際通貨基金(IMF)勤務時代の納税漏れなどが発覚し、議会承認が遅れていた。
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