2009年01月21日(水) 03時00分
デンソー、一斉操業停止11日間=トヨタ系の部品国内最大手、創業以来初(時事通信)
トヨタ自動車系で、部品メーカー国内最大手のデンソーが、1−3月に計11日間の工場操業停止に踏み切ることが20日、分かった。同社が生産調整を迫られて全社一斉に大規模な生産停止を実施するのは、1949年の創業以来初めて。製品供給先はトヨタが5割程度を占めるが、経営危機にひんする米ゼネラル・モーターズ向け不振などの影響も大きく、世界的な自動車販売の不振が直撃した。
デンソーは昨年12月、2009年3月期の単独営業損益が創業間もない1950年9月期以来の赤字になる見通しを示したが、その後も生産が計画を大幅に下回って推移しているもようだ。
操業を停止する11日間のうち、有給休暇が4日、特別休業が4日、本社の間接部門を含む全社一斉休業が2日、構造改革の討論会が1日。特別・一斉休業日については賃金を1割カットする。
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