埼玉りそな銀行の顧客2人が昨年12月、インターネットバンキングサービス「りそなダイレクト」を通じて、普通預金口座から別人名義の口座に計十数万円を勝手に振り込まれていたことがわかった。
同行は、第三者が2人の個人情報を入手し、悪用したとみて埼玉県警に届け出た。
同行によると、インターネットバンキングの利用申請はネット上ででき、キャッシュカードの暗証番号や生年月日などの本人確認を行っている。しかし、被害に遭った2人の口座は、いずれも本人の知らない間にネット上で利用申請され、申請後に同行から自宅へ郵送される接続IDなども届いていなかったという。
同行を含むりそなホールディングスは、ネット上で利用申請された口座のうち、一度も使われていない口座の取引を一時的に停止。顧客に電話で確認したところ、同様の被害はなかったという。ネット上の申請は現在、中止している。
http://www.yomiuri.co.jp/net/security/s-news/20090120nt04.htm