2009年01月19日(月) 09時04分
Google、開発者向け更新版『Google Chrome 2.0.157.2』をリリース(japan.internet.com)
Google は15日、Web ブラウザ『Google Chrome』の開発者向け更新版『Google Chrome 2.0.157.2』をリリースし、2つの状況下でクラッシュが発生する問題を修正した。1つはフィッシング対策用機能『Google Safe Browsing』、もう1つはカーソルによって引き起こされる問題だ。リリースノートには次のような説明がある。
「リビジョン7891:Safe Browsing および『SQLite』の内部処理に関連して起こるクラッシュの問題を修正した。(バグレポート番号6312)」
「リビジョン8034:『Google Maps』のクラッシュを引き起こすカーソル周りの問題を修正した。(バグレポート番号6259)」
カーソルの問題は特に興味深い。実際のバグレポートでは、この件に関し非常に細部まで記載されているが、簡単に言えば、クラッシュの原因は Chrome のレンダリング エンジン『WebKit』で作成するカスタム カーソルにある。この問題は現在修正されているが、Web ブラウザにおいてはカーソルなどのごく小さなことさえエラーの原因となりうることを示すものだ。
なお、今回の2.0.157.2リリースの1週間前には、Chrome の開発者向け更新版としては初めての2.x系列となる『Google Chrome 2.0.156.1』がリリースされている。
【関連記事】
『Google Apps Premier Edition』の正規代理店プログラムがスタート
「モテたいなら自分の全てを調べなきゃダメよ」サイトの課題を発見するログ解析ツール(Google Analytics)の設定方法
Google 検索に伴う二酸化炭素排出量に関する記事に各方面から反論
サイオス、ProjectKeeper 簡易版のダウンロード販売を開始
2009年 進化を遂げる検索——(1)ユーザー最適化を進める検索エンジン、そして SEO はどう変わる?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090119-00000006-inet-sci