記事登録
2009年01月19日(月) 07時04分

外国人労働者、4割は中国人!全体の3割超が派遣・請負で働く—日本Record China

2009年1月16日、厚生労働省は外国人雇用状況の統計を発表した。外国人労働者数は48万6398人。国籍別で見ると1位は中国人で43%を占めている。日本の華字紙・日本新華僑報が伝えた。

改正雇用対策法の施行により、事業主は外国人労働者の雇用状況を届け出ることが義務づけられた。法改正により把握された外国人労働者数は2006年6月の調査(22万3000人)を大きく上回った。08年10月末時点で外国人労働者数は48万6398人。国籍別で見ると、1位は中国人の43%。2位はブラジル人の20.4%、3位はフィリピンの8.3%と続いている。

【その他の写真】

業種別では製造業が40%、衣料品業界が20%、外食・ホテル産業が10%となっている。都道府県別で見ると、東京都が最多で11万8488人。2位が愛知県の6万326人、3位に静岡県、4位に神奈川県が続いた。また外国人労働者の34%が派遣・請負労働者として働いており、その不安定な雇用状況が浮き彫りとなった。(翻訳・編集/KT)

【関連記事】
<金融危機>雇用情勢悪化、中国人留学生は就職氷河期—米国
<就職難>09年第1四半期の雇用は厳しく—中国
「1年はリストラしない」1000社が取り決め、1万人の雇用を確保—香港
家政婦にも近代化の波!雇用主の傷害・死亡回避に協会設立へ—上海市
フィリピン人メイドの個人雇用を全面禁止!それでも雇いたい理由は?—上海市

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090119-00000001-rcdc-cn