2009年01月19日(月) 01時47分
英仏首脳、イスラエルのガザ即時撤退求める(読売新聞)
【カイロ=宮明敬】ブラウン英首相とサルコジ仏大統領は18日、エジプトのシャルムエルシェイクで開かれた「ガザ停戦」恒久化協議に出席し、ガザ駐留を続けるイスラエル軍の即時撤退を求める考えを示した。
ブラウン首相は協議後の記者会見で、「脆弱(ぜいじゃく)な停戦を強固なものにするため、(ガザへの)人道援助の再開、軍の撤退が即座に行われなければならない」と語った。サルコジ大統領も「(ハマスによる)ロケット弾の発射が停止されれば、イスラエル軍はガザを去るべきだ」と伝える意向を明らかにした。
今回の協議は、エジプトのムバラク大統領が、欧州主要6か国やトルコ、ヨルダンの首脳、潘基文(パンギムン)国連事務総長に呼びかけて実現した。ガザ停戦の恒久化を図るのが狙いで、パレスチナ側が求めるガザ封鎖の解除やガザの復興支援問題については、近く改めて関係国首脳が集まって協議することになった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090119-00000003-yom-int